「お役所仕事1〜住所変更編」の巻

 在ドイツ大使館がライプチヒで領事出張サービスをするというので、在外選挙登録(外務省サイト参照)をすることにした。ザクセン州の領事管轄はベルリンの日本大使館なので、本来ならベルリンへ出向いて窓口でやらなくてはいけない手続きなのだ。滞在期間も9か月を越え、今さら選挙なんてどうでもいいような気もするが、せっかく思いきって設定した海外生活だ、やれるだけの(面白そうな)ことはやってみたい。日本の政治も気になるしね(←いかにも付け足し)。

 さて、「面白そうなこと」はライプチヒへ出向く前にあった。
 登録の為に住所変更をしておく必要があろう。まだ届け出はしていなかったから。…ということで、Pass- und Meldestelle (パス ウント メルデシュテレ)に出かけた。「パスポート及び住民登録所」である。
 番号札を取った段階で20人待ち。ま、小一時間待ちかな、と思っていたが40分程の待ち時間で済んだ。らっきー♪…が。「ちょっと待ってくださいね。」の言葉と共に、担当の女性が私のパスポートを持ったままどこかへ行ってしまった。え?なにか不備?ワタシどこも怪しい国へは行ってないよ?スイスに行った時は電車だったからハンコもらえなかったけど。リヒテンシュタインの入国スタンプは2フラン払った記念スタンプだけど。やがて戻って来たお姉さん曰く、「外人局に行って滞在許可をもらってからもう一度ここへ来て下さいね。」……よくわからんが、つまりは小一時間では済まなくなった、ってことだな…。
 さて、滞在許可と労働許可は別ですよ、なんて話はどこかで読んだが、ドレスデン滞在開始当初にゲーテを通して住民登録をして、大使館には在留届をファックスして、それで全部だと思っていた。まずいのかなー、と思いつつ、外人局の廊下で取るべき番号札の種類がわからず通りすがりの女性に尋ねると、とりあえず相談窓口へ行け、と言う。
 その相談窓口で、住所変更しようとしたら先にこちら(外人局)へ来いと言われた、と告げると、私の前住所(ゲーテ気付)を確認した後で、「じゃあ、ここじゃなくてココへ行ってね。」とメモするそのペン先には、「Pass- und Meldestelle Haus11」……。なんか見たことあるような気がする…。
 「…コレはどこにありますか?」
 「表へ出てから、右へ2つ目の扉よ(^^)b」
 「どうもありがとう(…嫌な予感…)」
 …そして予感的中。辿り着いた先は1時間前にくぐった扉で、同じように番号札をとり、担当者は替わっていたものの、全く同じ12番の窓口だった。結局のところ、住所変更の手続きはそこでできたのだが、おしまいに担当の女性曰く、
 「でも外人局へ行って滞在許可をもらってきてね。残念ながらもう(お昼だから)14時まで閉まってるけど!」
 …………………………………………………………………………。

 結論:どこの国でも、お役所ではムダが多い。




Copyright (C) 2005 Yuki, All rights reserved.