2004.9.19 「ダッハウ強制収容所へ行く」の巻

 ミュンヘン滞在も早3日目。残りをどう過ごすか考えた末、今日はまずダッハウの強制収容所跡を訪れることにした。

 ナチスが政権をとってまもなく、最初に建てられた政治犯用の強制収容所。
 ダッハウは広かった。
 眩しすぎる9月の青空の下、一部再建・再現されているとはいえ、広い敷地を歩きながら当時を想像するのは、写真を見ながらでも難しいことだった。それでも、家政管理棟に展示されている資料を見ながら歩いていると、室温のせいではないと思われる理由で、寒くなってしまった。なんで皆ノースリーブとかで平気なんだ…?
 D.C.でも資料を見て来た(「死の恐怖」の巻 参照)私には、見覚え読み覚えのある情報も多かったが、それでなければ、全てを読んで回るにはかなりのエネルギーを要すると思った。

 強制収容所跡へは、ミュンヘンから電車で20分ぐらいだろうか、ダッハウの駅でバスに乗換え、町の中を通って行く。他には何もないであろうこの町で、しかしそのバスに乗ろうとする観光客は多く、すぐに満員となり、次の便を待たざるを得ない人が多く出た。様々な言語が飛び交うバスの中から見る町には、ごく普通に人が住み、散歩をしていて、「この町に住む」ということにどんな想いがあるのか、ちょっと聞いてみたい気もした。

 2004年9月現在、ダッハウ強制収容所跡(追悼史跡)は月曜休業。12か国語で案内パンフレットが用意されている。




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