「クリスマスの買い物バス」の巻

 デュセルドルフの町なかにクリスマス・マーケットが展開される期間、中心部のマーケットの脇、常時歩行者天国になっている路地に突如、バスが一台現れる。一見して明らかに、普通にそこらを走っている市内路面バスの車体。だが、よく見ると正面額(?)の行き先表示は、「・・・“Gepaeck Bus (ゲペック・ブス)”?」
 出現曜日を確認しなかったが、立て看板によると10時から22時15分まで利用可能なこのバスは、Gepaeck(荷物)の表示通り、「手荷物預かり所」なのであった。マーケットが出、商店・デパートの営業時間も延び、クリスマスの準備と観光でごった返すこの時季のお買い物を、できれば軽装・小荷物で歩き回り楽しみたい、とは誰もが思うはず。そんな時、このバスでは上記営業時間内で荷物を預かってくれるのである。しかもコインロッカーと違って荷物の大きさも気にする必要がない(ま、座席に乗らないよな大型荷物は預かってくれるかどうかわからないけど)。駅やデパートの建物内部の一角までうねうね歩いて戻る必要もない。なんと便利なことではないか。
 そういえば去年か一昨年も見かけたかなあ、と思いながら、今年は初めて利用してみて更に驚いた。なんと無料!その上サービスでチョコレートまでくれるではないか!(子供に見えたか?いや、まさか・・・。)バスの昇降口で預けた荷物は、常駐している係員がひもで一括りにして奥へ安置してくれる(利用者が自ら奥へ行ったりはしない)ので、パソコンまで預けて身軽身軽♪
 もらったチョコレートには市内公共交通機関のマークと広告が張ってあったから、そこが市と協力して提供しているサービスなのだろうか?
 とにかく、「これは失くさないでね」と言われながら引換券だけもらい、ほくほくしながらもう一回りしたことである。来年はもっと利用させていただこう!





この時バスにいた係のおじさん達。
「ウェブサイト用に(バスの)写真を撮ってもいい?」と聞いたら、(自分達が映る気満々で)快く撮らせてくれた。



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