2004.9.9 「死の恐怖 ーホロコーストミュージアムー」の巻

 一日をホロコースト博物館から始める。

 知人から「入場時間が決まっているはず」と言われていたが、いつ入ってもいいとのことだったので、出直さずにそのまま見ることにした午前10時過ぎ。入り口のセキュリティが厳しいのが印象に残った。
 12時半頃 -2時間経過時点-「お腹すいた〜☆」と呟きながら、私はまだ最初のフロア(4階)にいた。
 とにかくすごい博物館だった。アウシュビッツも行かなきゃね…、と思いながら、入場者に与えられるIDカードで偶然知った、13歳の犠牲者の子の町にも行ってみたいような気がした。ハンガリーだったと思う。
 さすがにここの博物館にカフェはなかった。食べる気が起きる様な場所でもないのだが。
 「理由も無く殺された」という表現は、ある意味違うのではないか、と考えながら歩く。「どんなことでも殺される理由になる」という方が、この場合は正しいような気がする。こうして世界の街角を歩く私も、どこでどんな理由で殺されるかわからない。今ここで。外へ出た瞬間に。明日NYへ移動して街中で…。心底思う。気をつけよう。せめて。理解できない理由で、誰とも分からない相手に、見も知らぬ場所で殺されました、そんな一報が母や父に届かないように。

 ホロコースト(博)から出て来て14時。通りでホットドッグを食べる。2ブロック歩いてメトロに下りる前にもう一つ。それから移動してユニオン駅へ予約に。街へ戻ってスパイ博物館へ。入場後ゲーム感覚で与えられるのは、スパイの仮の姿・擬装用の人格:私はアンジェラ。ミラノ在住、旅行代理店勤務(笑)。
 スパイ(博)から出ると外は綺麗な夕方。大通りへ出て写真を撮った。

 D.C.を観光する際には、一日をホロコースト博物館で終えないよう強くお勧めする。




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