2005.2.5 「“カーニバル”の意味するところ 1」の巻

 言葉は知っていても日本では馴染みの無いキリスト教(特にカトリック系)行事のひとつに、「カーニバル(謝肉祭)」というものがある。イースターサンデー(復活祭当日の日曜日)の直前の金曜日(聖金曜日)より前の40日間を四旬節といい、この直前の数日間を指すのであるが、まあ早い話が、ようするに、「祭りだ!
 このカーニバル(Karneval)について、かねてよりデュッセルドルフ及び近郊在住の友人たちに、ケルンやデュッセルの仮装行列が大きく有名であることを聞いていたので、「逃すまじ!」とばかりに、デュッセルのちょい東、Remscheid(レムシャイト)という街の友人宅へお世話になることにした。ちなみに、ドイツ三大カーニバルというのがあって、ケルン・マインツ・デュッセルドルフなんだとか。また地方によっては「ファッシング(Fasching)」とか「ファストナハト(Fastnacht)」とか呼ぶらしい。が、いずれにしてもドレスデンではほとんど大きなことはやらないという話だった。ち。

 早朝から片道8時間の列車の旅は、ドイツという国の広さを実感させるだけでなく、連日パソコン漬けだったワタシの頭をへろへろにするに充分だったのであるが、ともかく、到着後、友人達についてレムシャイトの街へ少々のお買い物へ出かけた。
 人口だけならドレスデンの1/4程らしいこの街の、ショッピングモールや商店街はとても充実しているように思えて、なにやら色々と考えてしまうのではあったが、それはさておき、あっちの店にもこっちの店にも仮装用衣装やら小道具やらがたくさん置いてある。既にだいぶん売れてしまっているようではあるが、子供用のお姫さまドレスやら動物の着ぐるみやら天使の羽やら角やら耳やらあれやこれや。服屋・おもちゃ屋・雑貨屋はもとより、インテリアの店にまであるのはナゼ?!
 さて、仮装用品の向こうに目に付いたのは、色とりどりの数多くのウサギ、トリ、タマゴ…。「あ、そうか。イースター(復活祭)だ。」そう。ウサギ、トリ、タマゴを象った商品の数々はイースター・グッズである。「カーニバル=仮装行列」としか頭になかったが、考えてみれば当然「カーニバル→イースター」なのだ。今ここにカーニバルが来ているのならば、イースターももう少しで来る(上記参照)。春ももうすぐ(暦上の観測)というわけか。

 派手なイベントがないからとうっかりしていたが、ドレスデンはどうだったろうか。ここしばらくまともに街へ買い物に行っていなかったので、ショッピングセンターの様子などがわからない。とりあえず仮装用品などが目に付いた覚えはないが…。というわけで、友人に速攻ショートメールで問い合わせ*。色々考えながら歩きながら打ったメールは「意味分かんない。」と突っ込まれてしまったが、宗教色の薄いドレスデンでも春(イースター)の色めきは始まっているとのこと。やっぱりたまには街へ散歩に出るべきね。


*Specially thanks, T-san!!



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