2005.2.5-7 「“カーニバル”の意味するところ 2」の巻

 さて、前述(「“カーニバル”の意味するところ 1」の巻 参照)のようにRemscheid(レムシャイト)の友人を訪れた私であったが、なにせ「カーニバル=仮装行列」としか頭になかったので、大事なことを忘れていた。

 「カーニバル」という言葉の意味するところが“(断食前の)謝肉祭”ならば、「カーニバル」というイベントの意味するところは“飲めや歌えの大騒ぎ”である。そう、確かに友人はメールに書いていた。「連日飲み続ける根性でね〜」…。
 思えば2年前、ドイツ人の友人達と過ごしたジルベスター(大晦日)は、リュックやらバッグやらにワインやビールを持ち出し飲み歩きながらの年越しであった。今年の年越しも、街中へ繰り出しこそしなかったものの、夕方からしこたま飲んだ。一晩限りのジルベスターでの飲みっぷりを考えれば、数日間に渡る“カーニバル期間”に、ありきたりで控えめなハシゴ酒が待っているはずもなかった…。
 到着したその晩に飲みに繰り出したのは当然のこととして。
 翌日昼前、友人の手には何やらガラスのぶつかる音のするバッグ…。そして数人が合流してまずWuppertal(ヴパタール)へと向かう列車の中、ワインのボトルは既に開けられた。(ちなみにこの時、背後で“がしゃん”という音がしたのだが、2、3人連れの若者がビールをケース(!)で持ち込んで飲み始めたのだった。)
 その後、ヴパタールからケルンへ向かう列車内でもワインやらビールやらが開けられ、ケルン到着後、仮装行列を見ながらも当然のごとくプラスチックカップが空くことはなく、約2時間の見物後(たぶん15時半過ぎ)、一行はすぐ向かいの大きな居酒屋へと移動した。(たぶん21時ぐらいまでいた。)

 カーニバルの日曜日、仮装行列の通る道の脇の大きな居酒屋…。そこが、すでに“出来上がった”、仮装した人々が歌い踊り飲み騒ぐ、ファンタジックな巨大宴会場だったことは言うまでもない。「カーニバル」とはまさに、(ただの)酒飲み仮装宴会であった…。






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