「混沌からの逃避行2 -エッセンの場合-」の巻

 カーニバル三連休の最終日、今度は近郊の町エッセンのショッピングセンターへ行ってみた。ローゼンモンターク(バラの月曜日)にも関わらず、ここは平常通り営業しているという。小耳にした通り、カーニバルはあまり関係ない町なのか?

 昨年秋に全面営業になって以来、時折訪れるこのショッピングセンターは、フードパークのコーナーにカフェもあり、広いスペースに落ち着いて座ることができるので、一人長居には狙い目だった。巷の店が軒並み休業している中で、買い物がてらにデュッセルの混乱から離れ、のんびりできるならこの上ない。
 とはいえ、やはりカーニバルの最中だ。不安と諦めを全てぬぐうことはできないまま出かけたのが案の定。電車で通過した窓から見えたデュースブルクでは、仮装行列が駅の傍を通っている最中だったし、駅やら電車やらで騒ぐ人、喧嘩する人、etc。エッセンに着いた直後に耳目に入ったのも、鼓笛隊の元気な音と仮装した人々の群れ。誰だ、「ルール地帯はライン(川)地域と違ってカーニバルは祝わないから」とか言ってたの。
 それでもやはり、地域性なのか町の大きさの問題なのか、ここでは規模も盛り上がりも小さいようで、中央駅を挟んで商店街の方には、一騒ぎした後の移動中と思しき小さな集団や家族連れがいる他は比較的平常。ショッピングセンターでも異星人な方々を見かけることもなく、平静が保たれ落ち着いた中で時間を過ごす事ができた。
 それにしても、「ライン」と「ルール」この地域についてもうちょっと勉強してみたい、と思われたことである。


クリスマスの頃にはマーケットが展開していた広場に、なにやらゲレンデが出現していた。




しっかり屋台も並んでいるが、カーニバルとは全く違うイベントと雰囲気。


夜は綺麗にライトアップ。ちょっと得した気分。



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