2004.9.15 「ポーランド航空に乗る〜Newark Liberty国際空港編〜」の巻

 いよいよNYを発つ日。知らない土地だし、時間はあって荷物もあってお金だけはあまりないし、最終日にどうしても行きたい場所もなかったので、早めに空港へ、の予定よりも更に早めにニューアーク入りした。3つの内の真ん中、ターミナルBへ着くと、どうやらここはヨーロッパ/アフリカ/カナダ向けの発着である様子。国際空港とはいっても小振りなターミナルである。
 免税店を覗こうとするも、チェックイン済みの搭乗券がないので入れてくれない。仕方ない。早々にチェックインに向かう。案の定カウンターはまだ開いておらず、どうしようかとぶらぶらしているうちに、グランドホステス(って言わないんでしょうね、今は。なんて言うんだったかな。)がばらばらと現れ、ぼちぼち準備を始めた、のだが…。
 驚く事もないけれど、皆ポーランド人らしく、ポーランド語と思しき言語でおしゃべりしどおし。既に10人近くも大荷物を抱えて待っているにも関わらず、一向に気にする様子も気づかう様子もなく、カウンター内でドーナツなぞ食べながら笑っている人もいる。こんな時、日本人スタッフや日本の会社なら、とつくづく、日本のサービス精神を懐かしむのである。
 やがてチェックインするも既に1時間半ほど遅れているとのこと。更に更に時間が余ってしまった。2時間程を潰し、まだ早いけれど搭乗口まで行く。眠いのでコーヒーでもと思ったが、ここまでくるとバーはあってもコーヒーがない。お酒なんぞ飲んだら即寝てしまう。仕方ない。しかもこの頃には更に30分近く遅れ、18時55分発の予定が20時45分になっている。私はワルシャワで乗り継ぎがあるので心配になり、カウンターで聞いてみるが、先ほどチェックインカウンターにいたお姉さん達が「10時半(ヨーロッパ中央時間)頃には着くから問題ないわよ」と言う。当初到着予定は9時半頃。
2時間遅れで出発するのが、本当に1時間遅れで着くんだろうな!どこで1時間稼ぐんだ?!
 こうして結局、NY最終日のほぼ6時間を空港で過ごし(!)、午後8時45分ようやく搭乗開始(!!)となったのである。実際の離陸はそれから更に小一時間も経ってからであった。

 ところで、搭乗の間際になって気付いたことがある。
「…パスポートコントロール通ったっけ?」
搭乗口へ来る時にセキュリティは通った。結構厳しくて、ノートパソコンは鞄から出し、時計もブレスレットもはずし、靴も脱いで、バッグはフィルムなどを取り出して再検査。でも、そういえばターミナルに着いてすぐ免税店があったし、パスポートはチェックイン時にポーランド航空のカウンターで見せただけ。“出国”のハンコはもらっていない。
「……いいの……?」……この疑問と共に初アメリカ旅行は幕を閉じた。




Copyright (C) 2005 Yuki, All rights reserved.