2004.9.20 「『赤い彗星』を求めてードイツ博物館ー」の巻

 なんとなーく盛り上がりに欠けながらのミュンヘン観光ではあるが、本日はドイツ博物館へ行くことにした。ここには“レッド・バロン”で有名な、Fokker DR Iの複製が展示されているのである。

 “レッド・バロン(赤い男爵)”といえば、真っ赤に塗った三葉の飛行機を乗り回し、その戦場にあるまじき色にも関わらず、第一次大戦中に活躍した伝説のパイロット、リヒトホーフェン男爵である。
 日本では、アニメ『機動戦士ガンダム』の“赤い彗星”シャアや、宮崎アニメ『紅の豚』などが“レッド・バロン”をモデルにしている、というのは有名な話であろう。私が興味を持ったのもそんな流れであったような気がする。

 さて、ドイツ博物館は広い。なので、全部見て回ることなどハナから諦めて、赤い三枚羽と、たまたま案内板で見つけた楽器部屋のみを目指していった。
 目指すフォッカーは比較的簡単に見つかった。あくまでもレプリカだし、説明書きの他にはその機体が上からぶら下がっているだけなのだが、それでも満足して楽器の部屋へと移動。ここには様々な楽器の中に、鍵盤楽器が初期の物から時代を追って順に並んでいて、私にはとても面白かった。何度もチェンバロの類の間を行き来する私に、
「貴女は鍵盤楽器が好きなのね。」
と言って、この部屋担当のおばさんが「特別に鳴らしてあげるわ」と鍵を取り出し鳴らしてくれたのは、鍵盤楽器にベースやドラムの音が組み込まれたような、17、8世紀頃のなんとか言うやつ(だったと思う)。
 とっても得をした気分で帰ってきたことである。




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