「夏空!」の巻

 7月のよく晴れた日曜。数日雨が続いて寒かったのがウソの様な気温の中、久しぶりに大公園(Grosser Garten)に出かけた。復活したパソコンを持参して木陰で書きものをする休日。悪くない。

 通りすがりの幼児子供と笑顔を交わす、公園内の長い道の脇。原っぱで寝そべる人々。ベンチには一人。眩しい日差し。ゆったりした時間。青い空、白い雲、轟く雷…。…なんで?!
 晴れてんじゃん!!…と思ったが、振り返って森の向こうの空を見ると、暗くて大きい雲の塊が、確かに移動して来ている。先日ずぶ濡れになったばかりなので、今日は濡れたくない。
 仕方なくパソコンを閉まって立ち上がったのは正解、次の瞬間には、背後から来た雨が座っていたベンチに襲いかかった。木陰に避難すると、周囲の木の下にも同じように雨宿りしている。散歩中だった人々や、寝そべって本を読んでいたカップルや、ピクニック中の家族連れ。…で、なんで傘持ってんの?!と叫びたくなるぐらい、たくさんの人が傘を持っていた。…あんなに晴れてたのに。しかも雷鳴ってんのに傘って、あぶないじゃん!雷嫌いの私は木の下に独りでいるのさえ心細かった。

 夏のよく晴れた日曜。数日雨が続いて寒かったのがウソの様な気温の中、公園でのんびり過ごそうという日には、傘必修!






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